エアーガンを塗装しました(笑)

ouchipikaichi

3年前

こんにちは。

今回は、友人からエアーガンの塗装を頼まれた

スタッフの休日をご紹介します。

真っ黒のエアーガンを、かっこよくカラーリングしたいとのことでしたので

早速ホームセンターへ材料を買いに行きます。

必要な物

・ラッカースプレー（赤色・緑色・黒色・金色・艶消しクリア）

・紙ヤスリ

・デザインナイフ

・養生するためのマスキングテープ

道具が揃ったら、早速作業開始です！！

まずは色を付けたいところを、紙ヤスリでペーパー掛けします。

ペーパー掛けは荒い番手から始めて、だんだんと細かい番手で

根気よく作業をしていきます。

ここで豆知識です。

何故、紙ヤスリでペーパー掛けするのでしょうか？

それは、塗料の密着度を高めるためなんです！！

表面がツルツルしているため、塗料の乗りや密着度が悪く

ほんの少しの傷から捲れてしまい

せっかく塗った塗料が剥がれやすくなってしまうためです。

そのため、紙ヤスリで表面にワザと傷をつけて、塗料の密着度を高めることで

塗料をはがれにくくするのです。

さて、ペーパー掛けが終わったらウエス（タオル等）で

ペーパー掛けしたときに出る、削り粉をキレイに拭き取ってから

いよいよ塗装の準備に入ります。

塗装の前に、汚れてはいけない箇所に養生をします

養生は、毎回大変な作業です。

でも、養生をしっかりとしておかないと

塗ってはいけない箇所が、塗料で汚れてしまうので

細かいパーツも、一切妥協ができません。

養生ができたら、ラッカースプレーで色を塗っていきます。

最初に、メインとなる赤色を全体に吹き付けます。

エアーガンの元の色が黒色だったため

赤色を映えさせるためには重ね塗りをします。

なんと！！　５回も赤色を重ね塗りしました！！！

何度も重ね塗りをしたおかげで、キレイな赤色に仕上がりました。

ここから塗装でエアーガンをデザインしていきます。

今回はツートンカラーで、下半分を迷彩柄っぽく仕上げたいので

赤色を残す部分が汚れないように養生をします。

迷彩柄は、緑色と黒色のラッカースプレーと

サランラップをクシャっと丸めたもので迷彩っぽい柄をつくります。

まずはベースとなる緑色を全体に吹き付けて

乾かないうちに黒色も吹き付けます。

丸めたサランラップをポンポンと適当に押し付けると

緑色と黒色がいい感じに混ざりあい

またメインで塗った赤色が所々にみえたりして

迷彩っぽい柄に仕上がります。

ここでワンポイントです。

2色をいい感じに仕上げるためには

素早く、乾かないうちに作業するということが重要です。

作業前に、スプレー缶とラップを準備することで

素早く作業することができますね。

金色でキメる！

最後に、アクセントカラーとなる金色を塗って

さらにかっこよく仕上げます。

金色を塗らない箇所は、養生で全て隠します。

また養生するのか・・・　と思われるかもしれませんが

ここで手抜きをしてしまって、うっかり色が飛び散ってしまったら

全てが台無しになってしまします。

細かいパーツ部分も、デザインナイフなどを使って

しっかり養生をします。

養生ができたら、アクセントカラーとなる金色を吹き付けて

乾かします。

最後の仕上げはクリア

最後に、今回塗装した部分に艶消しクリアを吹き付けるので

一番最初（メインの赤色を塗ったとき）にした養生を残して

余分な養生を取り除きます。

そして艶消しクリアを、色を塗ったとこと全体に吹き付けて

乾かします。

艶消しクリアを２回塗りして、しっかり乾かしてから

全ての養生を取り外して・・・

ようやく完成となります！！

作業時間としては、半日くらいなのですが

乾燥する時間をいれると、全体で３日程度の作業となりました。

今回のカラーリングで気に入っているところは

なんと言ってもツートンカラーの下半分に仕上げた

迷彩っぽい柄の部分です。

なかなか上手く仕上がったので、満足しています。

エアーガンの持ち主である友人も、とても喜んでくれました。

今回は、友人からエアーガンの塗装を頼まれたスタッフの休日のご紹介でした。

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。