2019/08/23
外壁塗装の30坪って実際どのくらいの大きさ?
30坪のお家はどのくらいの大きさ?
外壁塗装での「30坪」とは、1階と2階の床面積の合計(延床面積)で、30坪=99㎡になります。
(1坪=畳2枚分の3.3㎡)
【30坪の外壁塗装の面積】
外壁全体の面積から窓や扉などの塗装を行わない部分を引き、バルコニーや屋根の三角妻面などの追加の塗装部分を足すと外壁塗装の面積になります。
【外壁全体の面積】-【窓などの塗装しない面積】+【追加塗装面積】=【外壁塗装面積】
~30坪のお家の面積例~
【外壁全体面積】168㎡程度
【窓などの塗装しない面積】42㎡
【追加塗装面積】23㎡
【外壁全体 168㎡】-【窓など 42㎡】+【追加塗装 23㎡】=【外壁塗装面積 149㎡】
30坪程度の【外壁塗装面積:149㎡】
〇〇坪の落とし穴
外壁塗装で、「〇〇坪」と記載がある場合は一般的に1階と2階を合わせた延床面積のことを指します。
延床面積以外にも、1階のみの面積を指す建坪と呼ばれている言葉もあります。
特別記載がないものに関しては、延床面積として考えた方が間違いが少ないです。
〇〇坪で外壁塗装を決める場合で、最大のネックとなるのは同じ30坪でも外壁の㎡数が変わってきてしまう点です。
どのくらい違ってくるのかは、下の絵で説明していきます。
上の絵は縦長の30坪のお家になります。
外壁全体の面積の求め方は、【外周】×【高さ】=【外壁全体の面積】で求めることが出来ます。
そこから、算出すると外壁全体の面積は【170.4㎡】になります。
次は、ほぼ真四角な30坪のお家です。
先ほどの、縦長の30坪のお家の外壁全体の面積は170.4㎡でした。
それに比べて、真四角の30坪のお家の外壁全体の面積は169.2㎡になりました。
違いは、たった0.6㎡ですがもっと縦長にしていくと9.9m×5mのお家があったとします。
すると、外壁全体の面積は178.8㎡となり真四角のお家と比べると、9.6㎡も違いが出てしまいます。
外周が増えたり、㎡数が増えると外壁の値段が上がるだけでなく、雨どいや破風板などのm数も増えるため全体の金額が上がってしまいます。
お家ピカイチでも、〇〇坪250,000~などの広告を出していますが、依頼を受けた場合必ず現地で1つ1つ計測して正しい面積を記載した御見積書をご提出しております。
多くの塗装業者は、坪面積の方がお客様が目安として分かり易いため〇〇坪の記載を行っています。
しかし、中には正しい面積を図ることなくその理由を悪用して、坪数から算出した㎡数のまま御見積書に記載している施工業者も存在するため注意が必要です。
家の形状が複雑になるほど、同じ坪数でも㎡数は増えていきます。
そのため、〇〇坪は難しい造りでなければ参考にし、複雑な形状な造りで参考にする場合金額の上方修正を行いましょう。
家のことが、気になった時点でお家ピカイチに是非一度メールでも電話でもお気軽にご相談ください。
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